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わが国の本州、東北地方南部から四国・九州、それに沖縄や台湾に分布しています。山野に生え、高さは4〜8メートルになります。葉は厚い革質の楕円形で、縁には先端が棘状になった大きな歯牙があります。老木や樹勢が弱くなった木では、葉の棘がほとんどなくなります。11月から12月ごろ、葉腋に芳香のある小さな白色の花を咲かせます。古くから世界中で超自然の力の源泉、あるいは魔除けの木と信じられてきました。冬に花が咲くことから木扁に冬と書いて「柊」、または葉の棘に触れると痛いことから「疼痛木」とも書きます。台湾華語では「異葉木犀」と呼ばれます。
写真中8は、園芸品種の「ガルフタイド(cv. Gulftide)」、
中9は、「パーティーライツ(cv. Party Lights)」。
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モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、学名は Osmanthus heterophyllus (syn. Osmanthus heterophyllus var. bibracteatus)。英名は Holly。
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The Holly (Osmanthus heterophyllus) belongs to Oleaceae (the Olive family). It is a semi-tall evergreen tree that is distributed from southern Tohoku district of Honshu west to Shikoku and Kyushu of Japan, and Taiwan. This tree grows in fields and mountains, and it can reach 4-8 m in height. Leaves are thick leathery elliptic, odontophyllus edges with spined tips. These spines are absent in the old or emaciated trees. Fragrant small white flowers come on the axiles from November to December. Holly has been believed worlwidely that the tree has a supernatural strength or power of charm against evil. In Taiwanese Chinese, it is called "異葉木犀".
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[上・中1〜2] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2001年11月02日撮影。 [中3・中4] 同上にて、2002年11月07日撮影。 [中5〜中7] 茨城県笠間市「吾国山」にて、2014年03月09日撮影。 [中8・中9] アメリカ・ケンタッキー州「ユーデル植物園」にて、2024年05月19日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中10〜11・下] 宮城県仙台市泉区「真美沢公園」にて、2024年09月10日撮影。
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