ヒナゲシ (Papaver rhoeas)

ひなげし (雛罌粟)

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	ヨーロッパからユーラシア、北アメリカあたりが原産だと考えられています。旧世界では、古い時代から農業と密接な関連があります。耕作地や湿り気のある場所に生え、高さは１５～６０センチになります。葉は羽状に切れ込み、根生します。晩春から初夏にかけて、４弁花を咲かせます。花色は鮮赤色やピンク色、白色などで、ふつう真ん中に黒色の斑があります。別名で「ぐびじんそう（虞美人草）」とも呼ばれます。写真中９～中１５は、園芸品種の「エンジェルズクワィア（cv. Angels Choir）」。
	ケシ科ケシ属の一年草で、学名は Papaver rhoeas。英名は Corn poppy、Field poppy。
	The Corn poppy (Papaver rhoeas) belongs to Papaveraceae (the Poppy family). It is an annual herb that is probably native to Europe, Eurasia and North Africa. It have been associated with agriculture in the Old World since early times. This herb grows in cultivated lands and waste places and can reach 15-60 cm in height. The leaves are basal and incised pinnately. The four petaled flowers come in late spring to early summer. The flower color is bright red to pink, white, commonly with a black spot at their base. Photos 10th through 16th show the horticultural variety 'Angels Choir'.
	[上・中１] スイス・ベルン州・グリンデルワルトにて、2007年06月27日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中２～３・中７] アメリカ・テキサス州「フォートワース植物園」にて、2007年05月13日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中４～中６] 茨城県神栖市須田にて、2008年06月09日撮影。 [中８] ポルトガル・レイリア県アウヴェヤズルにて、2018年07月02日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中９・中１０] 千葉県香取市大角にて、2012年05月16日撮影。 [中１１・中１２] 同上にて、2016年04月21日撮影。 [中１３～中１５] 同上にて、2016年05月06日撮影。 [中１６～中１９] 宮城県川崎町支倉にて、2020年05月12日撮影。 [中２０～中２２] 同上にて、2021年05月20日撮影。 [中２３・中２４] ポルトガル・セントロ地方レイリア市にて、2024年03月12日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中２５] 同上にて、2024年03月20日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中２６] 同上にて、2024年04月17日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中２７～２８・下] 同上にて、2024年06月16日撮影。(photo by Yumi Gunji)

Shu Suehiro