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わが国の本州、岐阜県と長野県、それに対馬列島や朝鮮半島、中国の一部に隔離分布しています。名前は、一つ葉の「たご(とねりこ)」ということから。江戸時代の本草学者、水谷豊文が命名したと言われています。それまでは「なんじゃもんじゃ」と呼ばれていました。5月ごろ、今年枝の先に円錐花序をだし、深く4裂した白い花をいっぱいに咲かせます。秋には、楕円形の果実が黒く熟します。
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モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木で、学名は Chionanthus retusa。英名は Chinese fringe tree。
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The Chinese fringe tree (Chionanthus retusa) belongs to Oleaceae (the Olive family). It is a tall deciduous tree that is distributed disjunctively in Gifu and Nagano-prefecture of Hoshu, the Tsushima Islands of Japan, as well as the Korean Peninsula and a few part of China. In May, panicles with whitish 4-devided flowers are seen at the tips of new branches. Fruits are oval and ripen black in fall.
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[上・中1] 京都府左京区「京都府立植物園」にて、2005年05月16日撮影。 [中2] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2005年12月01日撮影。 [中3] 岐阜県可児市「花フェスタ記念公園」にて、2006年12月20日撮影。 [中4・下] 千葉県成田市「千葉県花植木センター」にて、2013年04月12日撮影。
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