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メキシコから西インド諸島周辺の中央アメリカが原産です。熱帯や亜熱帯地域で広く栽培され、高さ7〜10メートルになります。17世紀ごろ、スペイン人によってフィリピンに運ばれ、そこから熱帯各地に広まったといわれます。花は葉柄の基部につき、ふつうは雌雄異株ですが、両性花をつけるものもあります。果実はタンパク質の分解酵素、パパインを含んでいて、消化を助けたり食肉を柔らかくする働きがあります。写真中2が雄花、中3は雌花、中4は両性花。
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パパイア科パパイア属の常緑小高木で、学名は Carica papaya。英名は Papaya。
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The papaya (Carica papaya) belongs to Caricaceae (the Papaya family). It is a semi-tall evergreen tree that is native to Mexico and around the West Indies of Central America. This fruit tree is cultivated widely in tropical, semi-tropical areas and can reach 7-10 m in height. It was introduced firstly into Philippine by Spanish in the 17th century. Flowers come on the base of leaf stalks. It is usually dioecism, though some one is bisexual. Fruits are rich in an enzyme called papain, a protease which is useful in tenderizing meat and aiding digestion. The 3rd photo is a male flower, the 4th is female and the 5th is bisexual.
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[上・中1] 中国・広東省東莞市にて、2009年07月26日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中2] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2005年09月07日撮影。 [中3] 同上にて、2005年08月03日撮影。 [中12] 同上にて、2006年04月25日撮影。 [中21〜中23] 同上にて、2017年09月15日撮影。 [中4・中7] 静岡県浜松市「浜松市フルーツパーク」にて、2005年01月23日撮影。 [中5・中6] 静岡県東伊豆町「熱川バナナワニ園」にて、2009年02月22日撮影。 [中8] 茨城県水戸市「水戸市植物公園」にて、2008年11月09日撮影。 [中9] 群馬県安中市「碓氷川熱帯植物園」にて、2008年12月06日撮影。 [中12] 同上にて、2012年03月31日撮影。 [中10] 関緑著「太陽の花たち」より。(photo by Midori Seki) [中11] 愛知県名古屋市守山区「東谷山フルーツパーク」にて、2007年01月12日撮影。 [中13] 千葉県香取市大角にて、2012年09月26日撮影。 [中14〜中16] 沖縄県沖縄市にて、2016年07月28日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中17〜中19] アメリカ・ワシントンDC「アメリカ国立植物園」にて、2010年02月18日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中20] 同上にて、2010年08月19日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中21] 同上にて、2011年12月04日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中22〜中24] アメリカ・フロリダ州「エジソン&フォード・ウィンターエステート」にて、2011年09月28日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中25] アメリカ・フロリダ州「フロリダ植物園」にて、2011年05月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中26・中27] 東京都新宿区「新宿御苑」にて、2019年12月24日撮影。 [中28・下] アメリカ・フロリダ州オーランド市「エプコット」にて、2012年09月23日撮影。(photo by Jon Suehiro)
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