プリムラ・ユリアエ

Primula juliae

小アジアからコーカサス地方に分布しています。林や薮に生え、高さは5センチほどで、カーペット状に広がります。葉は円形から心臓形で、縁が波打ちます。葉柄は赤色です。春に花茎を伸ばし、散形花序に桃紫色の花を咲かせます。広く普及している「プリムラ・ジュリアン(Primula juliae hybrid)」の母種です。 
サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、学名は Primula juliae。英名はありません。 
 
大阪府河内長野市「大阪府立花の文化園」にて、2003年02月20日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp