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ヨーロッパの地中海沿岸が原産です。今でも葉が巻かない原種が、ギリシャやイタリアなどの海岸沿いに分布しています。長いあいだに突然変異を繰り返しながら、今のような結球キャベツになりました。現在、市場には一年を通して、春系キャベツや寒玉系キャベツ、その中間型などが出回っています。晩春から初夏にかけて、黄色い花を咲かせます。和名では「たまな(球菜)」とか「かんらん(甘藍)」と呼ばれます。写真下は「キャベコン」。「だいこん」に「キャベツ」を接ぎ木した合体植物です。根瘤病への耐病性を持たせるとともに、根部をも収穫するという発想から生まれましたが、接ぎ木成功率が低いため、実用化には至っていません。
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アブラナ科アブラナ属の二年草で、学名は Brassica oleracea var. capitata。英名は Cabbage。
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The cabbage (Brassica oleracea var. capitata) belongs to Brassiaceae (the Mustard family). It is a biennial herb that is native to the coastal areas of the Mediterranean Sea. The leafy original species is found in the coastal places in Greece and Italia. The cabbage is derived from a wild species and has a round head. The yellow flowers come in late spring to early summer. The bottom of photos is called "Cabe-con". It is a coalescent plant that is a cabbage grafting on a radish.
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[上・中1〜2] 群馬県吉井町多比良にて、2008年04月26日撮影。 [中3・中4] 大阪府枚方市招提元町にて、2007年12月19日撮影。 [中5] 長野県小諸市古城区にて、2006年07月09日撮影。 [中6] 千葉県東庄町石出にて、2009年04月20日撮影。 [中7] 長野県軽井沢町発地にて、2009年04月25日撮影。 [中8] 千葉県銚子市笹本町にて、2009年11月20日撮影。 [中9] 群馬県渋川市赤城町にて、2010年03月07日撮影。 [中10] 千葉県旭市清和乙にて、2012年01月24日撮影。 [下] 静岡県浜松市「浜松フルーツパーク」にて、2007年03月14日撮影。
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