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ヨーロッパから西アジアそれに北アフリカが原産です。草地や湿り気のある林内に生え、高さは20〜30センチほどになります。鱗茎は卵形で、春に披針形の葉をだしますが、6月ごろには休眠し、葉は枯死します。9月から10月ごろ、花茎を伸ばして「サフラン」に似た花を咲かせます。全草にアルカロイドのコルヒチン(colchicine)やデメコルシン(demecolcine)が含まれ有毒です。属名は、黒海沿岸にあったコルキス(Colchis)から。和名では、「いぬサフラン(犬サフラン)」と呼ばれます。
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ユリ科イヌサフラン属の多年草で、学名は Colchicum autumnale。英名は Autumn crocus、Meadow saffron。
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The autumn crocus (Colchicum autumnale) belongs to Liliaceae (the Lily family). It is a perennial herb that is native from Europe to West Asia and North Africa. This herb grows in grasslands or wettish forests, and can reach 20-30 cm in height. The bulbs are ovate and bear the lanceolate leaves in spring. The leaves blight and diapause in June. The flowering stalks are borne and the saffron-like flowers bloom from September to October. The whole plant contents toxic alkaloid, such as colchicine and democolcine. The genus name is named after Colchis which existed around the Black Sea Coast.
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[上・中1〜2] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、2009年09月19日撮影。 [中3] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2006年10月15日撮影。 [中4・中5] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2005年10月22日撮影。 [中6] 千葉県香取市大角にて、2011年10月11日撮影。 [中7] 千葉県香取市田部にて、2011年10月10日撮影。 [中8・中9] アメリカ・ワシントンDC「アメリカ国立植物園」にて、2008年10月07日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中10・中11] 北海道旭川市「旭山三浦庭園」にて、2020年09月20日撮影。 [中12〜13・下] 宮城県川崎町今宿にて、2020年10月21日撮影。
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