ヨーロッパの地中海沿岸が原産です。高さは50〜70センチになります。茎は古くなると木質化します。葉は長楕円形で対生し、5月から7月ごろ、紫色から白色の蝶形花を咲かせます。葉はハーブティーや料理用のハープとして利用されます。和名では「やくようサルビア(薬用サルビア)」と呼ばれます。
写真中6は、園芸品種の「ロセア(cv. Rosea)」、
中18・下は、「バックトゥザフューシャー(cv. Back to the Fuchsia)」。
シソ科アキギリ属の常緑小低木で、学名は Salvia officinalis。英名は Common sage、Sage。
The Common sage (Salvia officinalis) belongs to Lamiaceae (the Mint family). It is an evergreen shrub that is native to the coastal areas of the Mediterranean Sea. This shrub can reach 50-70 cm in height. The stem lignifies when aging. The leaves are oblong and opposite. The purple to white papilionacenous flowers appear in May through July. The leaves are used for herbal tea or kitchen herb. It is called "Yakuyo-salvia" (medicinal salvia) in Japanese. The 7th photo is a horticultural variety 'Rosea'.
[上・中1] 群馬県中之条町「薬王園」にて、2009年04月26日撮影。 [中4] 同上にて、2008年03月30日撮影。 [中2] 岐阜県郡上市高鷲「牧歌の里」にて、2002年06月23日撮影。 [中3] 愛知県名古屋市千種区「東山植物園」にて、2002年05月04日撮影。 [中5] スイス・ベルン州「バレンベルク屋外博物館」にて、2009年06月27日撮影。(photo by Jouette Travis) [中6] アメリカ・テキサス州「ダラス動物園」にて、2011年04月23日撮影。 [中7・中8] アメリカ・テキサス州「フォートワース植物園」にて、2006年04月29日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中9〜中11] 千葉県香取市大角にて、2011年05月24日撮影。 [中12〜中14] 同上にて、2012年05月16日撮影。 [中15〜中17] 同上にて、2013年04月28日撮影。 [中18・下] アメリカ・ケンタッキー州「ユーデル植物園」にて、2024年05月19日撮影。(photo by Jon Suehiro)