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ユーラシアとアフリカ北部が原産です。乾燥した砂礫地や草原などに生え、高さは10〜30センチになります。地面を這って広がります。7月から8月ごろ、淡いピンク色や白色の小さな唇形花を咲かせます。殺菌作用や消化促進などに優れた効果があり、風邪をひいたときのハーブティーに使用されます。別名で「ようしゅいぶきじゃこうそう(洋種伊吹麝香草)」とも呼ばれます。写真上・中1〜2は、園芸品種の「アニーホール(cv. Annie Hall)」。
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シソ科イブキジャコウソウ属の常緑小低木で、学名は Thymus serpyllum。英名は Creeping thyme、Wild thyme。
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The Creeping thyme (Thymus serpyllum) belongs to Lamiaceae (the Mint family). It is an evergreen sub-shrub that is native to Eurasian Continent and northern Africa. This shrub grows in arid screes or grasslands and can reach 10-30 cm in height. The stems are sprawling. The pale pink to white labiate flowers come in July and August. This herb has antiseptic property and relieve dyspepsia. The dried leaves are used for a herbal tea. The 1st to 3rd photos are a cultivar 'Annie Hall'.
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[上・中1〜2] 大阪府河内長野市「花の文化園」にて、2007年06月29日撮影。 [中3] 長野県茅野市北山「オーベルジュ・ドゥ・シェ・マリー」にて、2002年07月21日撮影。 [中4〜中6] 茨城県稲敷市光葉にて、2011年06月20日撮影。 [中7〜中10] ノルウェー・ソグン・オ・フィヨーラネ県フロムにて、2018年07月01日撮影。(photo by Jouette Travis) [中11・中12] 岐阜県郡上市「牧歌の里」にて、2018年11月01日撮影。 [下] イギリス・リッチモンド・アポン・テムズ「キューガーデン」にて、2018年06月22日撮影。(photo by Jouette Travis)
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