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わが国の本州、中部地方以北から北海道に分布しています。シラビソ帯からハイマツ帯に生え、地上を這ってカーペット状に広がります。高さは10〜20センチほど。線形で濃い緑色の葉が互生します。雌雄異株で、5月から6月ごろに小さな濃紅色の花を咲かせます。果実は球形で黒紫色に熟し、甘酸っぱくて食用になります。
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ガンコウラン科ガンコウラン属の常緑小低木で、学名は Empetrum nigrum var. japonicum。英名は Japanese crowberry。
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The Japanese crowberry (Empetrum nigrum var. japonicum) belongs to the family Empetraceae. It is an evergreen shrub that is native from Chubu district of Honshu north to Hokkaido in Japan. This shrub grows in Veitch fir zone to Dwarf Siberian pine zone, crawls on the grounds and spreads like carpet. It can reach 10-20 cm in height. The leaves are linear, dark green and arranged in alternate. It is dioecious. The small dark rose-pink flowers from May to June. The fruits are globe and ripen blackish-purple. They have sour flavor and can be used as a food.
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[上・中1] 長野県茅野市「ピラタス高山植物園」にて、2002年07月21日撮影。 [中2〜中5] 福島市土湯温泉町「浄土平」にて、2013年07月20日撮影。 [中6・中7] 栃木県那須町湯本「那須岳・熊見曽根」にて、2014年08月13日撮影。 [中8〜中10] 福島県二本松市「安達太良山」にて、2014年09月06日撮影。 [中11・中12] 福島市土湯温泉町「一切経山」にて、2015年08月22日撮影。 [中13〜中15] 宮城県川崎町「蔵王連峰・刈田岳」にて、2015年09月05日撮影。 [中16・中17] 青森市荒川「八甲田山」にて、2019年08月29日撮影。 [中18〜中20] 北海道上川町「大雪山・黒岳」にて、2020年09月21日撮影。 [中21・下] 岩手県八幡平市「岩手山」にて、2022年08月21日撮影。
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