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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山地の明るい林床や林縁に生え、高さは30〜60センチになります。茎は直立し、卵状楕円形で長い柄のある葉は互生します。8月から10月ごろ、俯きかげんに黄色い頭花を咲かせます。名前は、総苞のかたちが煙管(きせる)の雁首に似ていることから。
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キク科ガンクビソウ属の多年草で、学名は Carpesium divaricatum。英名はありません。
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The "Gankubi-so" (Carpesium divaricatum) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is native to Japan, the Korean Peninsula and China. The herb grows in montane open forest floors and forest edges, and it can reach 30-60 cm in height. The stem is erect and the leaves are ovate elliptic with long petioles, and arranged in alternate. The yellow flower-heads bloom nodding from August to October. The Japanese common name is derived from the bowl of a pipe.
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[上] 滋賀県木之本町大音「賤ヶ岳」にて、2003年11月02日撮影。 [中1・中2] 大阪府東大阪市上四条町「なるかわ園地」にて、2005年10月03日撮影。 [中3〜中5] 福島県檜枝岐村「尾瀬沼」にて、2013年08月25日撮影。 [中6〜中8] 茨城県北茨城市関本町才丸にて、2013年09月08日撮影。 [中9・中10] 神奈川県相模原市緑区「陣馬街道」にて、2013年09月21日撮影。 [中11〜中14] 山梨県上野原市「扇山」にて、2013年09月22日撮影。 [中15・中16] 茨城県桜川市「筑波山」にて、2014年08月23日撮影。 [中17〜19・下] 同上にて、2014年09月13日撮影。
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