|
|
|
わが国の本州から北海道、それにサハリンに分布しています。山地の日当たりのよい草地に生え、高さは1.5メートルくらいになります。茎の上部はよく分枝し、葉は長楕円形で縁には粗い鋸歯があります。9月から10月ごろ、枝先に散房花序をだし、小さな頭花を咲かせます。舌状花は白色、筒状花は黄色でどちらにも冠毛があります。若芽は山菜として利用されます。
|
|
キク科シオン属の多年草で、学名は Aster glehnii var. hondoensis。英名はありません。
|
|
"Goma-na" (Aster glehnii var. hondoensis) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is distributed northward from Honshu to Hokkaido in Japan and Sakhalin. This herb grows in sunny montane grasslands and can reach about 1.5 m in height. The stem is much branched at the upper part. The leabes are oblong with coarse toothed edges. The corymbs are borne on the terminal branches and the small flower-heads bloom from September to October. The ray flowers are white and the tubular flowers are yellow, both flowers have pappi. The young shoots are used for boiled vegetable.
|
|
[上・中8] 長野県白馬村北城「八方尾根」にて、2006年08月25日撮影。 [中1・中2] 岐阜県中津川市阿木「根ノ上高原」にて、2007年10月04日撮影。 [中3] 岐阜県郡上市高鷲町「ひるがの高原」にて、2004年10月30日撮影。 [中4] 岐阜県郡上市高鷲町「ひるがの湿原植物園」にて、2007年09月06日撮影。 [中5・中6] 長野県富士見町富士見「入笠山」にて、2006年08月24日撮影。 [中7] 新潟県湯沢町「苗場山」にて、2010年09月19日撮影。(photo by Aya Suehiro) [中9・中10] 群馬県片品村戸倉にて、2010年10月03日撮影。 [中11〜中13] 福島県昭和村佐倉にて、2012年08月26日撮影。 [中14〜中16] 福島県檜枝岐村「尾瀬沼」にて、2013年08月25日撮影。 [中17・中18] 福島県塙町片貝にて、2013年09月08日撮影。 [中19〜中23] 福島県北塩原村「グランデコ」にて、2014年09月07日撮影。 [中24〜中26] 山形市新山「笹谷峠」にて、2016年09月24日撮影。 [中27・中28] 山形県小国町玉川にて、2019年10月07日撮影。 [中29〜中33] 宮城県川崎町前川にて、2020年10月20日撮影。 [中34〜中36] 岩手県八幡平市「八幡平」にて、2021年07月25日撮影。 [中37・下] 岩手県八幡平市「岩手山」にて、2022年08月21日撮影。
|