|
|
|
わが国の本州、奈良県以北から北海道、それに朝鮮半島や東シベリアに分布しています。葉の長楕円形で、2〜3個が根生します。全体に「にら」に似た香りがあります。6月から7月ごろ、花茎を伸ばして球状花序に、淡い黄白色の花を咲かせます。若い葉と鱗茎は、山菜として食用にされます。名前は、修行中の行者が活力源として食用にしたことから。
|
|
ユリ科ネギ属の多年草で、学名は Allium victorialis ssp. platyphyllum。英名はありません。
|
|
"Gyoja-ninniku" (Allium victorialis ssp. platyphyllum) belongs to Liliaceae (the Lily family). It is a perennial herb that is distributed northward from Nara Prefecture of Honshu to Hokkaido in Japan, as well as the Korean Penninsula and eastern Siberia. The leaves are oblong and 2-3 basal. All parts of plants have leek-like smell. The flower stalk is borne and the yellowish white flowers bloom in the ball-shaped cluster from June to July. The young leaves are bulbs are used for wild vegetable in spring.
|
|
[上・中1] 長野県小谷村千国乙「栂池自然園」にて、2006年08月02日撮影。 [中2] 長野県茅野市北山「麦草ヒュッテ」にて、2005年07月08日撮影。 [中3] 長野県山ノ内町「東舘山高山植物園」にて、2003年06月15日撮影。 [中4・中5] 長野県軽井沢町「軽井沢町植物園」にて、2009年04月25日撮影。 [中6〜中8] 茨城県神栖市太田新町にて、2013年05月14日撮影。 [中9〜中11] 群馬県片品村「尾瀬ヶ原」にて、2015年07月05日撮影。 [中12・下] 山形県小国町小玉川にて、2019年05月03日撮影。
|