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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島やウスリー地方に分布しています。日当たりのよい湿地に生え、高さは３０〜７０センチになります。茎の根元は紫色を帯びています。６月から８月ごろ、茎の先に柿色の花を咲かせます。側花弁は鮮橙色、唇弁は白色で赤紫色の脈があります。
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ラン科スズラン属の多年草で、学名は Epipactis thunbergii。英名はありません。
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The "Kaki-ran" (Epipactis thunbergii) belongs to Orchidaceae (the Orchid family). It is a perennial herb that is native to Japan, the Korean Peninsula and Ussuri region. This herb grows in sunny marshes and can reach 30-70 cm in height. The basis of stem is tinged purple. The orange flowers bloom on the stem from June to August. The lateral petals are bright orange and the labial petal is white with magenta veins.
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[上・中１] 群馬県沼田市上発知町「玉原湿原」にて、2009年07月26日撮影。
[中２・中３] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2003年06月11日撮影。
[中４〜中１１] 福島県南会津町「宮床湿原」にて、2013年07月21日撮影。
[中１２〜１６・下] 山形県鮭川村「米太平山・米湿原」にて、2024年06月28日撮影。
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かきらん (柿蘭)
shu@botanic.jp