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わが国の本州、関東地方以西から四国・九州、それに台湾の蘭嶼にかけて分布しています。海岸沿いに生え、高さは3〜8メートルになります。葉は広卵形で厚く、光沢があり枝先に互生します。6月から7月ごろ、目立たない小さな黄緑色の5弁花を咲かせます。これが秋には黒い液果となります。若木のうちは葉に切れ込みがありますが、成木ではなくなります。台湾華語では「三菱果樹參」。
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ウコギ科カクレミノ属の常緑小高木で、学名は Dendropanax trifidus。英名はありません。
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"Kakure-mino" (Dendropanax trifidus) belongs to Araliaceae (the Ginseng family). It is a semi-tall evergreen tree that is disributed from Kanto district of Honshu west to Shikoku and Kyushu in Japan, as well as Orchid Island in Taiwan. This tree grows in coastwise and can reach 3-8 m in height. Leaves are broad ovate, thick and glossy, alternate at end of twigs. During June to July, small yellowish-green flowers that had five petals are seen in the shadow. Fruits are berries and ripen black in the fall. Leaves of seedlings are devided, but leaves are entire when mature. In Taiwanese Chinese, it is "三菱果樹參".
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[上・中1・中5] 静岡県南伊豆町伊浜「しいの木やま」にて、2007年02月16日撮影。 [中2・中3] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2001年07月24日撮影。 [中4] 愛知県名古屋市千種区「東山植物園」にて、2006年12月21日撮影。 [中6〜中8] 鳥取県大山町「むきばんだ史跡公園」にて、2017年06月13日撮影。 [中9・中10] 福岡市中央区「福岡市植物園」にて、2017年10月06日撮影。 [中11・中12] 福島県南相馬市鹿島区「桜平山公園」にて、2020年01月24日撮影。 [中13〜中15] 三重県伊勢市「伊勢神宮内宮」にて、2022年03月19日撮影。 [中16・下] 宮城県仙台市青葉区「台原森林公園」にて、2023年12月05日撮影。
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