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わが国の本州、中部地方から東北地方南部に分布しています。山地の林縁などに生え、高さは60〜90センチになります。葉は卵円形で鋭い鋸歯があり、先端は3裂して真ん中の裂片が尾状に長く伸びます。9月から10月ごろ、枝先に穂状花序をだし、青紫色の唇形花を咲かせます。葉が卵形から狭卵形で、先端が3裂しないものは「こうしんやまはっか(甲信山薄荷)」です。
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シソ科ヤマハッカ属の多年草で、学名は Rabdosia umbrosa var. leucantha(syn. Isodon kameba)。英名はありません。
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"Kameba-hikiokoshi" (Rabdosia umbrosa var. leucantha) belongs to Laminceae (the Mint family). It is a perennial herb that is native from Chubu district to southern Tohoku district of Japan. This herb grows in woodland margines and can reach 60-90 cm in height. The leaves are ovate-round with acute teeth and trilobate tips - the center lobe elongates like a turtle's tail. The spikes are borne in terminal branches and the blue-purple labiate flowers bloom from September to October.
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[上・中1] 長野県富士見町富士見「入笠山」にて、2006年08月24日撮影。 [中2〜中4] 新潟県十日町市松之山にて、2008年10月19日撮影。 [中5] 長野県木島平村「北ドブ湿原」にて、2004年07月04日撮影。 [中6〜中8] 群馬県高崎市榛名湖町「榛名山」にて、2011年10月01日撮影。 [中9〜中11] 福島県矢祭町茗荷「八溝山」にて、2013年10月12日撮影。 [中12〜中14] 山形県小国町小玉川にて、2015年05月24日撮影。 [中15〜中17] 同上にて、2017年06月30日撮影。 [中28〜30・下] 同上にて、2021年09月19日撮影。 [中18・中19] 山形県小国町玉川中里にて、2017年09月21日撮影。 [中20〜中24] 山形県小国町玉川にて、2017年09月26日撮影。 [中25〜中27] 同上にて、2019年10月07日撮影。
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