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わが国の本州と四国に分布しています。亜高山帯の針葉樹林内に群生して生え、高さは50〜100センチになります。葉はカニの甲羅のようなかたちで不規則な鋸歯があります。名前はこの葉のかたちから。8月から9月ごろ、茎の先端に円錐花序をだし、小さな白い花を咲かせます。
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キク科コウモリソウ属の多年草で、学名は Cacalia adenostyloides。英名はありません。
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"Kani-koumori" (Cacalia adenostyloides) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is native to Honshu and Shikoku in Japan. This herb grows gregariously in sub-alpine coniferous forests and can reach 50-100 cm in height. The leaves are crab-shell shaped with irregular toothed edges. The panicles are borne at the stem apices and the small white flowers bloom from August to September.
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[上・中1] 岐阜県丹生川村久手「乗鞍岳」にて、2002年08月17日撮影。 [中2・中3] 岐阜県白川村飯島「三方岩岳」にて、2004年08月08日撮影。 [中4・中5] 群馬県片品村東小川にて、2010年06月27日撮影。 [中6] 長野県安曇野市穂高有明「中房渓谷」にて、2006年06月02日撮影。 [中7・中8] 群馬県片品村東小川にて、2012年06月09日撮影。 [中9〜中11] 福島県檜枝岐村「台倉高山」にて、2014年09月21日撮影。 [中12] 岩手県遠野市「早池峰山」にて、2017年07月20日撮影。 [中13〜中15] 山形県西川町月山沢「月山」にて、2018年06月23日撮影。 [中16・中17] 秋田県仙北市「秋田駒ヶ岳」にて、2019年07月09日撮影。 [中18・下] 宮城県仙台市太白区「萱ヶ崎山」にて、2021年04月15日撮影。
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