からしな (芥子菜) [Index] [Back]

Brassica juncea

Brassica juncea

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Brassica juncea

Brassica juncea

Brassica juncea

中央アジアが原産だと考えられています。わが国へは弥生時代に渡来しています。栽培されるほか、川沿いの土手などにも野生化して、高さは1〜1.5メートルになります。下部の葉は、「だいこん」に似て、不規則な羽状に分裂します。4月から5月ごろ、黄色い扁平な十字形花を咲かせます。葉や茎は、漬け物やお浸し、油炒めなどに利用されます。
このホームページでは、「せいようからしな(西洋芥子菜)」は、「からしな(芥子菜)」の原種である野生種が、明治時代以降に帰化植物となったものとしています。

・写真中4〜中6の品種は、「黄からし菜」、
・中7は、「レッドマスタード」、
・中8〜中9は、「リアスからし菜」(渡辺採種)、
・中10〜中15は、「わさび菜」(中原採種)、
・下は、「オオサカパープルマスタード(cv. Osaka Purple Mustard)」。
アブラナ科アブラナ属の越年草で、学名は Brassica juncea (syn. Brassica juncea var. cernua)。英名は Leaf mustard。
The Leaf mustard (Brassica juncea) belongs to Brassiaceae (the Mustard family). It is a biennial herb that is probably native to Central Asia. It was introduced into Japan in in Yayoi Era (2300-1700 years ago). This herb is cultivated, also runs in wild and can reach 1-1.5 m in height. The lower leaves are simular to Japanese radish and divided into irregular lobes pinnately. The yellow flat cruciate flowers come in April to May. The leaves and young stems are used for pickle, boiled green and stir-fry.
This website assumes that "Brown mustard" is a wild species that originated from "Leaf mustard" and became a naturalized plant after the Meiji era (1868-1912).
[上・中1〜2] 静岡県熱海市下多賀にて、2009年02月22日撮影。
[中3] 茨城県つくば市小田にて、2015月01年24日撮影。
[中4] 千葉県香取市大角にて、2011年01月17日撮影。
[中5] 同上にて、2011年02月03日撮影。
[中6] 同上にて、2015年10月27日撮影。
[中7] 同上にて、2009年05月21日撮影。
[中8] 同上にて、2010年11月06日撮影。
[中9] 同上にて、2015年10月14日撮影。
[中10] 同上にて、2016年03月01日撮影。
[中11] 同上にて、2016年04月06日撮影。
[中12・中13] 同上にて、2016年04月18日撮影。
[中14] 宮城県川崎町支倉にて、2020年12月06日撮影。
[中15] 同上にて、2022年01月26日撮影。[下] アメリカ・ワシントンDC「アメリカ国立植物園」にて、2010年08月19日撮影。(photo by Jon Suehiro)  

Shu Suehiro
shu@botanic.jp