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わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。林縁に生え、樹木や竹に絡みついて伸びます。葉は卵形で3〜5浅裂します。雌雄異株です。7月から8月ごろ、夜にレースのような白い花を咲かせ、朝には萎んでしまいます。果実は楕円形の液果で、秋には赤く熟しますが、しもやけの民間薬として利用されるそうです。
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ウリ科カラスウリ属の多年草で、学名は Trichosanthes cucumeroides。英名はありません。
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"Karasu-uri" (Trichosanthes cucumeroides) belongs to Cucurbitaceae (the Gourd family). It is a perennial herb that is native to Honshu, Shikoku and Kyushu in Japan, as well as the Korean Peninsula and China. This herb grows in forest edges and climbs up adjacent trees or bamboos. The leaves are ovate and divided into 3-5 shallowy lobes. It is dioecious. The white lace-like flowers come in July to August. They bloom at night and close in the morning. The fruits are elliptic berries and ripen in red in fall. They are used as a herbal medicine for pernio.
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[上・中1] 群馬県富岡市妙義町にて、2008年12月07日撮影。 [中2・中3] 愛知県蒲郡市柏原町にて、2007年11月02日撮影。 [中4] 大阪府四條畷市「清滝峠」にて、2003年10月18日撮影。 [中5] 大阪府四條畷市「むろいけ園地」にて、2006年04月16日撮影。 [中6] 千葉県香取市阿玉川にて、2009年11月01日撮影。 [中7] 千葉県東庄町粟野にて、2009年11月20日撮影。 [中8・中9] 千葉県香取市大角にて、2011年08月06日撮影。 [中10] 同上にて、2011年10月12日撮影。 [中11・中12] 同上にて、2015年09月04日撮影。 [中13・下] 山形県小国町小玉川にて、2017年07月29日撮影。
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