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地中海東部沿岸から小アジアが原産です。わが国へは室町時代に渡来しています。茎は直立して、高さが1〜2メートルになります。全体に無毛です。葉は灰緑色の長楕円形から長卵形で互生し、縁には不規則な欠刻があり波打ちます。また基部では茎を抱きます。5月ごろ、花茎の先に白色から紅色、紫色などの4弁花を咲かせます。若い果実からは阿片(あへん)の原料が採取され、種子は食用になります。さまざまな園芸品種も作出されていますが、わが国での一般の栽培は禁止されています。
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ケシ科ケシ属の二年草で、学名は Papaver somniferum。英名は Opium poppy、Breadseed poppy、Lettuce leaf poppy。
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アメリカ・テキサス州ダラス市「ダラス植物園」にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro)
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