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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島南部と中国中部にも分布している「たちつぼすみれ」の一品種です。茎や花柄それに葉などに毛があるのが特徴です。葉は心形で、茎の途中からでます。高さは10センチほどで、花後は伸びて30センチくらいになります。4月から5月ごろ、淡い空色あるいは紫色の花を咲かせます。花色には多くの変異があります。
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スミレ科スミレ属の常緑多年草で、学名は Viola grypoceras f. pubescens。英名はありません。
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"Ke-tachitsubo-sumire" (Viola grypoceras f. pubescens) belongs to Violaceae (the Viola family). It is an evergreen perennial herb that is distributed throughout Japan, as well as the southern Korean Peninsula and central China. This is a form of "Tachitsubo-sumire". It is defined by pubescent stems, peduncles and leaves. The leaves are cordate and borne from middle of the stems. It is about 10 cm in height, and can reach about 30 cm high following bloom. The pale azure or purple flowers come in April to May. It has varied flower colors.
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[上・中1・中4] 京都府京田辺市打田北谷にて、2006年04月18日撮影。 [中2] 京都府宇治田原町「末山・くつわ池自然公園」にて、2006年03月24日撮影。 [中3] 大阪府高槻市田能「高槻花しょうぶ園」にて、2006年04月26日撮影。 [中5] 群馬県片品村東小川にて、2012年06月09日撮影。 [中6・中7] 福島県新地町「鹿狼山」にて、2020年04月21日撮影。 [中8・中9] 宮城県川崎町支倉にて、2021年03月31日撮影。 [中10・下] 宮城県仙台市太白区「萱ヶ崎山」にて、2021年04月13日撮影。
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