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わが国の本州、福島県以南から四国、九州に分布しています。丘陵や山地の明るい林内や林縁に生え、高さは20〜40センチになります。茎には4稜があり、葉は三角状鉾形で対生します。茎や葉は軟らかい毛で被われています。8月から10月ごろ、淡い黄色の花を咲かせます。別名で「ことじそう(琴柱草)」とも呼ばれますが、これは葉のかたちを琴柱に見立てたもの。
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シソ科アキギリ属の多年草で、学名は Salvia nipponica。英名はありません。
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The "Kibana-akigiri" (Salvia nipponica) belongs to Lamiaceae (the Mint family). It is a perennial herb that is distribued southward from Fukushima prefecture of Honshu to Shikoku and Kyushu in Japan. This herb grows in hillsides or montane open woods, forest edges, and can reach 20-40 cm in height. The stem is quadrangular. The leaves are deltoid-hastate and arranged in opposite. The stems an leaves are covered with soft hairs. The pale yellow flowers bloom from August to October. It is also known as "kotoji-so", which refers to the shape of its leaves, which resemble "kotoji" (bridge of a koto).
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[上・中1〜2] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、 2009年09月19日撮影。 [中3・中4] 静岡県浜松市「浜名湖花博」にて、 2004年09月19日撮影。 [中5・中6] 群馬県東吾妻町厚田にて、2011年10月01日撮影。 [中7・中8] 茨城県北茨城市関本町小川にて、 2012年09月22日撮影。 [中9・中10] 茨城県北茨城市「和尚山」にて、 2012年09月22日撮影。 [中11・中12] 山梨県上野原市「扇山」にて、2013年09月22日撮影。 [中13・中14] 福島県矢祭町茗荷「八溝山」にて、 2013年10月12日撮影。 [中15〜中17] 茨城県北茨城市華川町にて、 2013年11月03日撮影。 [中18] 茨城県つくば市「筑波山」にて、2014年09月13日撮影。 [中19・中20] 宮城県蔵王町「青麻山」にて、2017年09月03日撮影。 [中21〜中24] 山形県小国町玉川にて、2019年10月07日撮影。 [中25・下] 福島市松川町「水原地区くまがいそう自生地」にて、2023年05月04日撮影。
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