きだちまおう (木立麻黄)
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中国の北部やモンゴルに分布しています。乾燥した高地の砂礫地などに生え、高さは1〜1.5メートルほどになります。雌雄異株です。茎の節には、退化した小さな鱗片状の葉がつきます。春に黄色い花を咲かせますが、雌株では秋に小さな赤い果実がなります。この果実は甘く、食用になるそうです。
マオウ科マオウ属の常緑小低木で、学名は Ephedra equisetina。英名は Muzei ma huang。
京都市左京区「京都府立植物園」にて、2005年05月16日撮影。
Shu Suehiro
shu@botanic.jp