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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国北部に分布しています。日当たりのよい草地に生え、高さは50〜100センチになります。葉は狭卵形で鋭い鋸歯があり、互生します。7月から9月ごろ、茎頂に青紫色をした鐘形の花を咲かせます。古くは「あさがお」と呼ばれ、山上憶良の歌「朝顔は朝露負ひて咲くといえど夕影にこそ咲き増さりけり」にも登場しています。お屠蘇の材料や、乾燥した根を桔梗根(ききょうこん)と呼び、たん去りの妙薬としても利用されています。
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キキョウ科キキョウ属の多年草で、学名は Platycodon grandiflorum。英名は Baloon flower。
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The baloon flower (Platycodon grandiflorum) belongs to Campanulaceae (the Bellflower family). It is a perennial herb that is native all over Japan, the Korean Penninsula and northern China. This herb grows in sunny grasslands and can reach 50-100 cm in height. The leaves are narrow ovate and alternate with acute toothed edges. The bluish-purple bell shaped flowers come in June through September. This root is used as a herbal medicine for expectorant.
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[上] オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、2006年02月02日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中1・中2] 大阪府河内長野市「花の文化園」にて、2007年06月29日撮影。 [中3] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2005年07月07日撮影。 [中4] 岐阜県白川村荻町「白川郷」にて、2006年07月12日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中5] 茨城県神栖市太田新町にて、2009年09月02日撮影。(photo by Kazuko Igichi) [下] 山形県小国町小玉川にて、2019年09月18日撮影。
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