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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、台湾、サハリン、カムチャッカ半島に分布しています。山地のやや湿った林内に生え、高さは30〜40センチになります。偽鱗茎は卵形で、披針形の葉を2個だします。5月から6月ごろ、花茎を伸ばして総状花序をつけ、黄褐色と白色の花をいっぱいに咲かせます。和名は、中国の「けいらん(尢磨j」の仲間に似て、小さいことから。別名で「ささえびね(笹海老根)」とも呼ばれます。
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ラン科コケイラン属の多年草で、学名は Oreorchis patens。英名はありません。
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"Ko-keiran" (Oreorchis patens) belongs to Orchdaceae (the Orchid family). It is a perennial herb that is distributed in Japan, as well as the Korean Peninsula, China, Taiwan, Sakhalin and the Kamchatska Peninsula. This herb grows in montane wettish forests and can reach 30-40 cm in height. The pseudo-bulbs are ovate and send out 2 lanceolate leaves. The racemes are borne on hte flowering stalks and the many yellowish-brown and white flowers bloom from May to June.
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[上・中1〜2] 福島県北塩原村桧原「雄子沢川」にて、2009年06月28日撮影。 [中5・中6] 同上にて、2014年06月15日撮影。 [中3・中4] 福島県磐梯町「磐梯山」にて、2012年06月23日撮影。 [中7・下] 山形県小国町「泉ヶ岳」にて、2016年06月04日撮影。
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