コマツナ (Brassica rapa var. peruviridis)

こまつな (小松菜)

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	あぶらな」の変種で、古くに中国から渡来してきた「かぶ」が、祖先のひとつだと言われています。名前は、江戸時代に東京都の小松川地域で栽培されていたことから。現在でも生産量の一位は東京都です。「かぶ」の近縁ですが、根が肥大せず、葉は長卵形でなめらか。ビタミンやカルシウムが「ほうれんそう」よりも多く含まれます。「こまつな」には早生、中生、晩生の３系統があるほか、地方品種も数多くあります。また、葉の形状からも３つのグループに大別できます。葉が丸葉で葉柄に葉身の袴がついていない「無袴型」、葉柄の付け根まで葉がついている「有袴型」、それに葉身が葉柄部にわずかについている「中間型」があります。一般的に固定種は有袴型が多く、交配種は無袴型か中間型になります。・中６の品種は、「早生丸葉」（中原採種）、・中７は、「みすぎ」（サカタのタネ）、・中８は、「中生小松菜」、・中９は、「なかまち」（サカタのタネ）、・中１０は、「新潟小松菜（女池菜）」（新潟県）、・中１１～中１２は、「熊本京菜」（熊本県）、・中１３は、「かおる」（タカヤマシード）、・中１４～中１５は、「サラダ」（丸種）、・中１６は、「黒みすぎ」（サカタのタネ）、・中１７は、「よかった菜」（カネコ種苗）、・中１８、中２６は、「金賞新黒葉」（丸種）、・中１９は、「河北」（渡辺採種）、・中２０は、「夏わかな」（中原採種）、・中２１は、「照彩（しょうさい）」（トーホク）、・中２２は、「味彩（あじさい）」（トーホク）、・中２３は、「極楽天」（タキイ種苗）、・中２４は、「笑天」（タキイ種苗）、・中２５は、「ちぢみこまつ菜」（渡辺採種）、・中２７は、「CR大河」（渡辺採種）、・中２８は、「楽天」（タキイ種苗）、・中２９は、「正月菜（餅菜）」（愛知県）、・中３０は、「はかた」（中原採種）、・中３１～中３２は、「いなせ菜」（カネコ種苗）、・中３３は、「蔵王」（渡辺採種）、・中３４は、「里しずく」（武蔵野種苗）、・中３５は、「わかな」（中原採種）、・中３６は、「良太郎」（トキタ種苗）、・下は、「むらさき祭」（渡辺農事）。
	アブラナ科アブラナ属の一年草で、学名は Brassica rapa var. peruviridis (syn. Brassica campestris var. komatsuna)。英名はありません。
	The "Komatsu-na" (Brassica rapa var. peruviridis) belongs to Brassiaceae (the Mustard family). It is an annual herb that is considered to be a variery of Turnip. This herb is closely related to the Turnip, though its root doesn't grow thickening. The leaves are long-ovate, smooth, and they are used for vegetables. They contain a higher proportion of vitamin and calcium than spinach. The Japanese name "Komatsu-na" is derived from the production region; Komatsugawa of Tokyo, in Edo Era (1603-1868). The Tokyo Metropolitan Government is a leading producer of "Komatsu-na" even now. There are three main types of "komatsu-na" : early, mid-ripening and late, as well as many regional varieties. They can also be broadly divided into three groups based on the shape of their leaves. There are three types: the "Muko" type, which has a round leaf blade and no petiole; the "Yuuko" type, which has a leaf blade that extends to the base of the petiole; and the "Intermediate" type, which has a leaf blade that is only slightly attached to the petiole. Generally, fixed varieties are mostly of the "Yuuko" type, while hybrid varieties are either of the "Muko" type or the "Intermediate" type.
	[上・中１] 大阪府枚方市招提元町にて、2007年05月16日撮影。 [中２] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2007年05月29日撮影。 [中３] 千葉県香取市大角にて、2013年12月25日撮影。 [中４・中５] 同上にて、2014年03月26日撮影。 [中６] 同上にて、2010年11月06日撮影。 [中７] 同上にて、2011年01月12日撮影。 [中８] 同上にて、2011年01月19日撮影。 [中９] 同上にて、2011年01月25日撮影。 [中１０] 同上にて、2011年01月29日撮影。 [中１１・中１２] 同上にて、2011年02月02日撮影。 [中１３] 同上にて、2011年04月26日撮影。 [中１４] 同上にて、2011年05月07日撮影。 [中１５～中１７] 同上にて、2011年05月12日撮影。 [中１８] 同上にて、2011年10月21日撮影。 [中１９] 同上にて、2011年12月20日撮影。 [中２０] 同上にて、2012年01月19日撮影。 [中２１・中２２] 同上にて、2012年05月17日撮影。 [中２３・中２４] 同上にて、2011年02月02日撮影。 [中２５] 同上にて、2013年12月18日撮影。 [中２６] 同上にて、2014年04月25日撮影。 [中２７] 同上にて、2015年04月24日撮影。 [中２８・中２９] 同上にて、2015年11月14日撮影。 [中３０] 同上にて、2015年11月03日撮影。 [中３１・中３２] 同上にて、2015年11月20日撮影。 [中３３] 山形県小国町小玉川にて、2018年10月18日撮影。 [中３４] 宮城県川崎町支倉にて、2020年05月15日撮影。 [中３５] 同上にて、2022年11月12日撮影。 [中３６] 同上にて、2023年05月16日撮影。 [下] 同上にて、2023年11月23日撮影。

Shu Suehiro