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わが国の北海道から本州の日本海側に分布しています。山地に生え、高さは50〜100センチになります。茎には4稜があり、広卵形の葉は対生します。8月から9月ごろ、疎らな集散花序に小さな暗紫色の花を咲かせます。唇形花の上唇は直立し、下唇は舟形です。苦味が強く、抗腫瘍作用があります。
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シソ科ヤマハッカ属の多年草で、学名は Rabdosia trichocarpus。英名はありません。
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"Kurobana-hikiokoshi" (Rabdosia trichocarpus) belongs to Lamiaceae (the Mint family). It is a perennial herb that is distributed from Hakkaido south to the Japan Sea side of Honshu. This herb grows in the mountains and can reach 50-100 cm in height. The stems are quadrangular and the broad ovate leaves are opposite. The small dark purple flowers bloom in the remotely cymes from August to September. The upper lip is erect and the lower lip is boat-shaped. It has strong bitterness and has antitumor activity.
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[上・中1〜2] 新潟県十日町市松之山にて、2008年10月19日撮影。 [中3・中4] 新潟県湯沢町三俣にて、2010年09月05日撮影。 [中5] 石川県吉野谷村中宮にて、2004年08月08日撮影。 [中6〜中8] 福島県檜枝岐村「台倉高山」にて、2014年09月21日撮影。 [中9・中10] 山形県小国町小玉川にて、2015年07月19日撮影。 [中11〜中15] 同上にて、2017年09月10日撮影。 [中16〜中19] 山形県小国町玉川中里にて、2018年06月19日撮影。 [中20〜中22] 山形県小国町玉川にて、2018年09月23日撮影。 [下] 同上にて、2019年10月07日撮影。
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