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わが国の本州、関東地方・福井県以西から四国・九州それに台湾や朝鮮半島、中国に分布しています。山野に生え、高さは10メートルほどになります。樹皮は灰褐色で平滑、皮目があります。葉は楕円形で先端が尖り互生します。5月から6月ごろ、葉腋に淡い紫色の小さな花を咲かせます。果実は丸い核果で、秋から冬にかけて真っ赤に熟します。樹皮からは鳥黐(とりもち)をとるそうです。名前は「もちのき」に似ていて、若枝や葉柄が黒紫色を帯びることから。
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モチノキ科モチノキ属の常緑高木で、学名は Ilex rotunda。英名は Dwarf Chinese holly。
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Dwarf Chinese holly (Ilex rotunda) belongs to the Aquifoliaceae (the Holly family). It is a tall evergreen tree that is distributed from Kanto district of Honshu west to Shikoku, Kyushu of Japan, Taiwan, the Korean Peninsula and China. This tree grows in field and mountains and can reach about 10 m in height. Bark is smooth, grayish-brown and has lenticels. Leaves are elliptic, alternate and have acute tips. Small pale purple flowers on the axils come in May to June. Fruits are drupes and ripen bright red in fall to winter. Birdlime is made from the barks.
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[上・中1] 大阪府四条畷市清滝中町にて、2004年05月19日撮影。 [中2・中3] 大阪市鶴見区「鶴見緑地公園」にて、2006年11月29日撮影。 [中4] 静岡県浜松市舘山寺町にて、2004年02月01日撮影。 [中5] 奈良市五条町「薬師寺」にて、2007年01月05日撮影。 [中6〜中9] 茨城県つくば市「宝篋山」にて、2015年11月28日撮影。 [中10〜中12] 東京都文京区「小石川植物園」にて、2015年12月27日撮影。 [中13〜中16] 愛媛県四国中央市「伊予三島駅」にて、2017年09月29日撮影。 [中17〜中20] 大分県久留米市「東町公園」にて、2017年10月08日撮影。 [中21・下] 東京都文京区本駒込「六義園」にて、2018年12月23日撮影。
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