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中国が原産ですが、現在では世界中に広く野生化しています。わが国へは、弥生時代に渡来したものと考えられています。高さは1メートルくらいになり、葉柄は長くて鏃形の大きな葉を垂直につけます。地下茎の先端には、球形から楕円形の塊茎ができます。これが食用になりますが、食べるのは中国と日本だけです。品種としては、塊茎が青藍色の「あおくわい(青慈姑)」と灰白色の「しろくわい(白慈姑)」があります。写真上・中1〜4の品種は「しろくわい」。中5・下は「あおくわい」。
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オモダカ科オモダカ属の多年草で、学名は Sagittaria trifolia var. edulis。英名はありません。
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"Kuwai" (Sagittaria trifolia var. edulis) belongs to Alismataceae (the Water-plantain family). It is a perennial herb that is native to China and naturalized widely around the world nowadays. It was introduced into Japan in Yayoi Era (about 2,350 years ago). This herb can reach about 1 m in height. The leaves are arrowhead-shaped with long petioles. The caudices are round to elliptic and edible, though they are used for food in a few areas; Japan and China.
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[上・中1〜2] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2006年09月29日撮影。 [中3] 同上にて、2005年09月14日撮影。 [中4] 同上にて、2007年09月25日撮影。 [中5・下] 宮城県仙台市宮城野区にて、2020年12月29日撮影。
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