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わが国の固有種で、本州の関東地方西部以西の太平洋側から四国・九州に分布しています。山地の斜面や尾根に生え、高さは2〜5メートルになります。葉は菱状円形から広卵形で互生し、縁には波状の粗い鋸歯があります。3月から4月ごろ、葉が展開する前に黄色い花を咲かせます。花弁は4個。和名は、山で一番早く咲くことから「まず咲く」が訛ったという説と、「豊年満作」からきたという説とがあります。
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マンサク科マンサク属の落葉小高木で、学名は Hamamelis japonica。英名は Japanese witchhazel。
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The Japanese witchhazel (Hamamelis japonica) belongs to Hamamelidaceae (the Witch hazel family). It is a semi-tall deciduous tree that is endemic species of Japan and distributed from the Pacific Ocean Side of west Kanto district of Honshu to Shikoku and Kyushu in Japan. This tree grows in the slopes and ridges of mountains and can reach 2-5 m in height. The leaves are lozenged-round to broad ovate, alternate with wavy rough toothed edges. Yellow four-petaled flowers come in March to April before foliation. There is a theory that the Japanese name is derived from "mazu-saku" (first bloom) because it is the first to bloom in the mountains, and from "Hounen-mansaku" (good year for crop).
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[上・中1・中7] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2007年03月01日撮影。 [中2] アメリカ・ニューヨーク市「ニューヨーク植物園」にて、2004年03月18日撮影。 [中3] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2005年03月19日撮影。 [中4・中7] 長野県塩尻市片丘「長野県林業総合センター」にて、2006年04月03日撮影。 [中5] 奈良県上北山村「大台ヶ原・大蛇ぐら」にて、2005年08月02日撮影。 [中6] 奈良県上北山村「大台ヶ原」にて、2005年08月02日撮影。 [中8・中9] 宮城県仙台市青葉区「東北大学植物園」にて、2017年03月29日撮影。 [中10] 宮城県大衡村「昭和万葉の森」にて、2017年03月30日撮影。 [中11・下] 宮城県仙台市太白区「仙台市野草園」にて、2018年04月04日撮影。
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