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北アメリカが原産です、わが国へは明治の後期に渡来しました。今では各地に帰化して道端や河原などに生えています。茎は1本立ちするか分枝して、高さは30〜200センチになります。葉は卵形から長楕円状披針形で、縁には低鋸歯があります。7月から9月ごろ、夕方から翌朝にかけて黄色い花を咲かせます。4枚の花びらの間にすき間のあるものを、特に「あちれまつよいぐさ」として区別することもあります。「おおまつよいぐさ」によく似ていますが、茎や果実の毛がやや柔らかく、毛の基部は赤くなりません。また花が萎んでも赤くならないのが特徴です。
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アカバナ科マツヨイグサ属の二年草で、学名は Oenothera biennis。英名は Evening primrose。
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The Evening primrose (Oenothera biennis) belongs to Onagraceae (the Evening primrose family). It is a biennial herb that is native to North America. This herb was introduced into Japan in late Meiji Era (about 100 years ago). Nowadays it is naturalized in so many places, and grows on roadsides and stream banks. The stem is single or branched, 30 to 200 cm tall. The leaves are ovate to oblong-lanceolate with low serrations on the edges. It produces yellow flowers from evening to dawn. It is resemble to Large-flower'd evening primrose, though it is defined that the hairs on stems and fruits are soft, not reddish at the bases and the petals do not turn in reddish when faded.
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[上] 茨城県神栖市柳川にて、2007年07月12日撮影。 [中1] 長野県伊那市高遠町勝間にて、2006年09月22日撮影。 [中2・中3] 長野県北相木村京の岩にて、2005年07月09日撮影。 [中4] 岐阜県高山市荘川町野々俣にて、2004年10月30日撮影。 [中5] 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にて、2007年08月01日撮影。 [中6] 北海道北見市常呂町「ワッカ原生花園」にて、2009年08月04日撮影。(photo by Aya Suehiro) [中7・中8] 山形県小国町小玉川にて、2017年07月19日撮影。 [中9・中10] 同上にて、2017年08月10日撮影。 [中11〜中13] 同上にて、2019年09月20日撮影。 [中14〜中16] 同上にて、2019年09月20日撮影。 [下] イギリス・ランカシャー州クリザーローにて、2023年08月29日撮影。(photo by Yumi Gunji)
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