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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山野に生え、高さは60〜120センチになります。茎の上部には長くて白い開出毛が密生します。葉は卵形から卵状三角形で翼のある長い柄につきます。9月から10月ごろ、枝先の散房花序に黄色い頭花を咲かせます。5個ある総苞片は開出して「ヒトデ」のように見え、腺毛が密生して粘ります。
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キク科メナモミ属の一年草で、学名は Siegesbeckia orientalis ssp. pubescens。英名はありません。
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"Menamomi" (Siegesbeckia orientalis ssp. pubescens) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is an annual herb that is native to Japan, the Korean Peninsula and China. This herb grows in hills and dales and can reach 60-120 cm in height. The upper part of stems are covered densely with long, white erect hairs. The leaves are ovate to ovate-deltoid with winged long petioles. Yellow flower-heads bloom in the terminal corymbs from September to October. The five phyllaries are erect and looking like a starfish, and sticky by the dense glandular hairs.
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[上・中1] 群馬県みなかみ町大穴にて、2008年09月21日撮影。 [中2・中3] 岐阜県揖斐川町春日川合「伊吹山」にて、2005年10月09日撮影。 [中4] 大阪府千早赤阪村水分「金剛山」にて、2005年10月13日撮影。 [中5] 大阪府東大阪市上石切町「くさか園地」にて、2005年10月03日撮影。 [中6〜中8] 福島県矢祭町茗荷「八溝山」にて、2013年10月12日撮影。 [中9〜11・下] 山形県小国町玉川にて、2017年09月21日撮影。
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