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わが国の各地をはじめ、世界中に広く分布しています。いたるところに生え、高さは10〜30センチになります。葉は卵形で対生し、明るい緑色をしています。茎も淡緑色で、1列に毛が生えています。3月から9月ごろ、茎頂に集散花序をだし、小さな白い花を咲かせます。花弁は深く2裂し、花柱は3個あります。名前は、本草和名(918年)にある「波久倍良(はくべら)」が転じたものといわれています。「こはこべ」とあわせて「はこべ(繁縷)」と呼ばれ、春の七草の一つです。
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ナデシコ科ハコベ属の越年草で、学名は Stellaria neglecta。英名は Chickweed。
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The chickweed (Stellaria neglecta) belongs to Caryophyllaceae (the Carnation family). It is a biennial herb that is distributed worldwide. This herb grows everywhere and can reach 10 to 30 cm in height. The leaves are ovate, opposite and fresh green. The stems are pale green with the hairs arranged in a row. The cymes are borne on the stem apices and bloom small white flowers from March to September. The petals are divided into 2 lobes deeply and the 3 styles are white.
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[上・中1] 大阪府枚方市招提元町にて、2007年12月19日撮影。 [中2・中3] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2006年04月12日撮影。 [中4] 京都府京田辺市打田北谷にて、2006年04月18日撮影。 [中5] 大阪市鶴見区「鶴見緑地公園」にて、2005年03月14日撮影。 [中6] 大阪府四條畷市逢阪「むろいけ園地」にて、2005年04月05日撮影。 [中7・下] オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、2006年09月06日撮影。(photo by Yumi Gunji)
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