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わが国の本州と九州、それに北半球の冷温帯や亜寒帯に広く分布しています。わが国では山地帯から高山帯の湿原などに生え、高さは10〜60センチになります。葉は内側に巻き、直径1ミリほどの糸状です。7月から10月ごろ、花茎の先に分花序を1〜3個つけます。小穂が白色から汚白色をしているのが特徴です。
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カヤツリグサ科ミカヅキグサ属の多年草で、学名は Rhynchospora alba。英名は White beak-sedge。
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The White beak-sedge (Rhynchospora alba) belongs to Cyperaceae (the Sedge family). It is a perennial herb that is distributed to Honshu and Kyushu in Japan, as well as the cool temperate and subarctic region of the Northern Hemispere. This herb grow in the alpine marshes and can reach 10-60 cm in height. The leaves furl inside and they are filiform about 1 mm across. The 1-3 separate clusters come on the flowering stalk from July to October. It is difined by the white to dusty white spikelets.
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[上・中1〜2] 岐阜県郡上市高鷲町「ひるがの湿原植物園」にて、2007年09月07日撮影。 [中3・中4] 滋賀県多賀町「霊仙山」にて、2005年09月09日撮影。 [中5] 福島県昭和村「矢ノ原湿原」にて、2012年08月26日撮影。 [中6] 福島県昭和村「駒止湿原」にて、2012年08月26日撮影。 [中7] 福島県南会津町「宮床湿原」にて、2013年07月21日撮影。 [中8〜中10] 福島県檜枝岐村「尾瀬沼」にて、2013年08月25日撮影。 [中11〜13・下] 岩手県八幡平市「黒谷地湿原」にて、2021年07月25日撮影。
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