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わが国の本州、近畿地方以東に分布しています。山野のやや湿ったところに生え、高さは20〜50センチになります。茎は基部で分枝し、束生して斜上します。葉は1〜2回羽状複葉で、小葉はさらに羽状に深裂し欠刻があります。4月から7月ごろ、枝先に総状花序をだし、距のある黄色い筒状花を咲かせます。
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ケマンソウ科キケマン属の越年草で、学名は Corydalis pallida var. tenuis。英名はありません。
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"Miyama-kikeman" (Corydalis pallida var. tenuis) belongs to Fumariaceae (the Fumitory family). It is a biennial herb that is native to eastward from Kinki district of Honshu, Japan. This herb grows in wetish places and can reach 20-50 cm in height. The stems are much frucated at the base, fascicled and side-upward. The leaves are once to twice pinnatly compound and the leaflets are divided into segments with indentations. The flowers are yellow, tubular and calcarate, come in the terminal racemes from April to July.
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[上・中1] 長野県阿智村智里にて、2007年05月08日撮影。 [中2・中3] 大阪府河内長野市滝畑「岩湧山」にて、2006年05月15日撮影。 [中4〜中6] 群馬県沼田市利根町にて、2008年04月26日撮影。 [中7・中8] 群馬県藤岡市保美濃山にて、2010年04月04日撮影。 [中9〜中12] 群馬県片品村東小川にて、2012年06月09日撮影。 [中13・中14] 福島県いわき市「湯ノ岳」にて、2014年03月29日撮影。 [中15・中16] 福島県いわき市「往生山」にて、2014年04月05日撮影。 [中17〜中21] 山形県南陽市元中山にて、2016年04月23日撮影。 [中22〜23・下] 山形県小国町玉川にて、2017年04月27日撮影。
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