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わが国の本州、中部地方以北から北海道、千島、サハリンに分布しています。高山帯の砂礫地や草地に生え、高さは10〜20センチになります。葉は3出複葉で、倒卵形の小葉には大きな鋸歯があります。7月から8月ごろ、茎の先端に濃い黄色の5弁花を咲かせます。雄しべは20個ほどあります。
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バラ科キジムシロ属の多年草で、学名は Potentilla matsumurae。英名はありません。
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"Miyama-kimbai" (Potentilla matsumurae) belongs to Rosaceae (the Rose family). It is a perennial herb that is distributed northward from Chubu district of Honshu to Hokkaido of Japan, as well as the Kuril Islands and Sakhalin. This herb grows in alpine grasslands and screes, and can reach 10-20 cm in height. The leaves are trifoliate with obovate serrate leaflets. The deep yellow 5-petaled flowers come on the stalks from July to August. They have about 20 stamens.
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[上・中1〜2・中5] 岐阜県高山市丹生川町「乗鞍岳」にて、2007年07月31日撮影。 [中3] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2006年10月06日撮影。 [中4] 富山県立山町芦峅寺「立山・室堂平」にて、2006年07月11日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中6] 長野県松本市安曇「乗鞍岳」にて、2010年07月18日撮影。(photo by Aya Suehiro) [中7〜中11] 福島県磐梯町「磐梯山」にて、2012年06月23日撮影。 [中12〜中15] 長野県白馬村「唐松岳」にて、2016年07月30日撮影。 [中16〜中24] 山形県西川町月山沢「月山」にて、2018年06月23日撮影。 [中25〜中29] 秋田県仙北市「秋田駒ヶ岳」にて、2019年07月09日撮影。 [中34・下] 同上にて、2022年06月26日撮影。 [中30・中31] 青森県弘前市「岩木山」にて、2020年07月25日撮影。 [中32・中33] 宮城県栗原市「東栗駒山」にて、2020年10月03日撮影。
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