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わが国の本州、中部地方以北から北海道、それに北半球の寒冷地に広く分布しています。高山帯の岩礫地に群生し、高さは5〜15センチほどになります。6月から8月ごろ、淡いピンク色の花を咲かせます。名前は、葉が樹木の「いちい(すおう)」に似ていることから。
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ツツジ科ミネズオウ属の常緑小低木で、学名は Loiseleuria procumbens。英名は Alpine azalea、Trailing azalea。
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The Alpine azalea (Loiseleuria procumbens) belongs to Ericaceae (the Azalea family). It is an evergreen subshrub that is distributed northward from Chubu district of Honshu to Hokkaido in Japan and the cold regions of Northern Hemisphere. This shrub grows in alpine screes, forms a clump and can reach 5-15 cm in height. The pale pink flowers come in June through August.
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[上・中1〜2] 岐阜県高山市丹生川町「乗鞍岳」にて、2007年07月31日撮影。 [中3] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2005年03月30日撮影。 [中4] 富山県大山町有峰「薬師沢」にて、2003年07月19日撮影。(photo by Aya Suehiro) [中5・中6] スイス・ベルン州グリンデルワルトにて、2008年06月19日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中7〜中11] 茨城県大子町「男体山」にて、2013年11月16日撮影。 [中12〜中16] 山形県上山市「蔵王御田ノ神園地」にて、2018年05月28日撮影。 [中17・下] 山形県西川町月山沢「月山」にて、2018年06月23日撮影。
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