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中国の南部が原産です。「じんちょうげ」の仲間で、わが国にも古くから導入され、製紙に使われるようになりました。今では各地で栽培されていて、野生化しているところもあります。和紙には皮のなかの繊維が使われます。名前の由来は、枝が3つ又に分かれるから。写真中4〜6は、赤花の園芸品種で「ルブラ(cv. Rubra)」。
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ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木で、学名は Edgeworthia chrysantha。英名は Paper bush。
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The Paper bush (Edgeworthia chrysanth) belongs to Thymelaeaceae (the Mezereum family). It is a small deciduous tree that is native to south China. This tree is a related species of Daphne, introduced into Japan in ancient days and cultivated widely nowadays, occasionally it runs wild. Paper tree has been used to Japan paper making by its fibres of bark. Japanese name "Mitsumata" is named for three-furcated branches. The photos of 4th to 6th are red-flowering cultivar "Rubra".
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[上] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2007年03月01日撮影。 [中1] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2005年03月19日撮影。 [中2・中5〜6] 同上にて、2006年03月24日撮影。 [中3] 愛知県豊田市足助町「香嵐渓」にて、2005年04月03日撮影。 [中4] 奈良県三郷町「信貴山のどか村」にて、2007年03月31日撮影。 [中7] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、2009年03月28日撮影。 [中8・中9] 長野県軽井沢町「軽井沢町植物園」にて、2008年10月18日撮影。 [中10] 岐阜県可児市「ぎふワールドローズガーデン」(旧花フェスタ記念公園)」にて、2006年12月20日撮影。 [中30・下] 同上にて、2022年03月20日撮影。 [中11] 群馬県高崎市「高崎市染料植物園」にて、2011年12月11日撮影。 [中12・中13] 千葉県香取市久保にて、2011年03月25日撮影。 [中14・中15] 茨城県那珂市「茨城県植物園」にて、2012年12月09日撮影。 [中16〜中20] 同上にて、2015年02月01日撮影。 [中21〜中23] 栃木県宇都宮市古賀志町にて、2016年04月02日撮影。 [中24] 同上にて、2016年04月02日撮影。(photo by Ayako Seko) [中25・中26] 宮城県南三陸町志津川にて、2019年03月24日撮影。 [中27〜中29] 宮城県仙台市泉区「宮城県県民の森」にて、2021年03月09日撮影。
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