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北アメリカの東部および西部のワシントン州・オレゴン州に分布しています。湿り気のある林内や茂み、河岸などに生え、高さは60〜150センチになります。葉は卵形から披針形で対生し、縁には粗い鋸歯があります。6月から8月ごろ、茎頂に頭状花序をだし、鮮赤色の筒状花を咲かせます。アメリカインディアンの人々は、この葉の浸出液をオスウィーゴ茶(Oswego tea)と呼び、愛飲していたそうです。芳香が「ベルガモットオレンジ」に似ていることから、「ベルガモット」とも呼ばれます。和名では「たいまつばな(松明花)」です。
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シソ科モナルダ属の多年草で、学名は Monarda didyma。英名は Scarlet beebalm、Oswego tea、Bergamot。
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Scarlet beebalm (Monarda didyma) belongs to Lamiaceae (the Mint family). It is a perennial herb that is native to eastern North America and Washington, Ohio in the western United States. This herb grows in wet woodlands, scrubs or stream banks and can reach 60-150 cm in height. The leaves are ovate to lanceolate and opposite with coarsely-toothed margins. The capitulums are borne and bloom bright red tubular flowers from June to August. This herb has similar odor of the Bergamot orange. The Oswego Indians had been used for Oswego tea which extracted from the leaves.
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[上・中1] 岐阜県白川村荻町「白川郷」にて、2006年07月12日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中2・中3] 山形県小国町小玉川にて、2008年07月12日撮影。 [中18・中19] 同上にて、2017年07月17日撮影。 [中4・中5] 大阪府河内長野市「花の文化園」にて、2007年06月29日撮影。 [中6] 群馬県中之条町「薬王園」にて、2008年03月30日撮影。 [中7] アメリカ・ニューメキシコ州・アルバカーキーにて、2010年07月03日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中8〜中10] 栃木県日光市「上三依水生植物園」にて、2013年07月21日撮影。 [中11〜中14] 山形県飯豊町「どんでん平ゆり園」にて、2015年07月18日撮影。 [中15〜中17] 山形県白鷹町針生「気晴らしの池」にて、2017年07月09日撮影。 [下] アメリカ・フロリダ州「サウスフロリダ大学」にて、2011年05月17日撮影。(photo by Jon Suehiro)
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