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わが国の各地をはじめ、北半球に広く分布しています。低地から高山帯までの日当たりの良い湿地に生えます。杓子状の葉の表面にある多数の腺毛の先から粘液をだして、小さな昆虫を捕まえて消化する食虫植物です。この腺毛が赤い色をしているため、密生すると赤い毛氈を敷いたように見えます。6月から8月ごろ、細長い花茎を伸ばして、小さな白い5弁花を咲かせます。
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モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草で、学名は Drosera rotundifolia。英名は Round leaf sundew、Sundew。
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The Round leaf sundew (Drosera rotundifolia) belongs to Droseraceae (the Sundew family). It is a perennial herb that is distributed all over Japan and widely in the Northern Hemisphere. This herb grows in lowland to alpine, sunny bogs. It is a carnivorous plant. The upper surface of the spoon-shaped leaf is densely covered with glandular hairs that secrete a sticky mucilage and capture insects. The drops of mucilage are bright red. The small, white, five-petaled flowers bloom on the elongated flowering stalks from June to August.
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[上] 群馬県沼田市「玉原湿原」にて、2009年07月26日撮影。 [中1・中2] 岐阜県白川村「三方岩岳」にて、2004年08月08日撮影。 [中3] 長野県小谷村「栂池自然園」にて、2005年07月14日撮影。 [中4] 福島県北塩原村「デコ平湿原」にて、2009年06月28日撮影。 [中5] 長野県山ノ内町「田ノ原湿原」にて、2010年07月25日撮影。 [中6・中7] 福島県昭和村「駒止湿原」にて、2012年08月26日撮影。 [中8〜中10] 福島県南会津町「宮床湿原」にて、2013年07月21日撮影。 [中11・中12] 山形県上山市「蔵王御田ノ神園地」にて、2018年07月23日撮影。 [下] 岩手県八幡平市「八幡平」にて、2021年07月25日撮影。
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