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わが国の固有種で、各地に分布しています。山地から亜高山帯の草地に生え、高さは20〜40センチになります。葉は披針形で叢生します。4月から7月ごろ、花茎を伸ばして壺形の黄緑色の花を咲かせます。花序軸や花柄、花披は腺毛があって粘ります。名前は、「のぎらん(芒蘭)」に似ていて粘ることから。
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ユリ科ソクシンラン属の常緑多年草で、学名は Aletris foliata。英名はありません。
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"Nebari-nogi-ran" (Aletris foliata) belongs to Liliaceae (the Lily family). It is a perennial evergreen herb that is endemic to Japan, and distributed in various regions in Japan. This herb grows in montane to sub-alpine grasslands, and can reach 20-40 cm in height. The leaves are lanceolate and clumping. The flowering stalks are borne and urn-shaped, yellowish green flowers bloom from April to July. The axis of inflorescence, peduncles and perianthes are covered with sticky glandular hairs.
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[上・中1] 長野県茅野市北山「麦草ヒュッテ」にて、2006年07月08日撮影。 [中2・中3] 同上にて、2005年07月08日撮影。 [中4] 長野県山ノ内町「田ノ原湿原」にて、2010年07月25日撮影。 [中5・中6] 長野県山ノ内町「東館山高山植物園」にて、2010年07月25日撮影。 [中7・中8] 福島市土湯温泉町「浄土平」にて、2013年07月20日撮影。 [中9・中10] 福島県下郷町「三本槍岳」にて、2014年08月13日撮影。 [中11・中12] 長野県白馬村「唐松岳」にて、2016年07月30日撮影。 [中13〜中15] 岩手県遠野市「早池峰山」にて、2017年07月20日撮影。 [中16・中17] 秋田県仙北市「秋田駒ヶ岳」にて、2019年07月09日撮影。 [中18・中19] 秋田県仙北市「乳頭山」にて、2019年07月10日撮影。 [下] 岩手県雫石町「犬倉山」にて、2019年07月11日撮影。
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