ネペンテス・メリリアナ

Nepenthes merrilliana

フィリピンのミンダナオ島に分布しています。海岸近くの低地に生えます。茎は地面を這うか樹木に絡まり、長さは3〜4メートルになります。葉は大きな長楕円形で、ふつうは濃緑色をしていますが、日光に晒されると濃赤色に変化します。捕虫嚢はウツボカズラ属のなかでも最大級で、長さは20〜30センチになります。通常は緑色ですが、暗赤色を帯びることもあります。 
ウツボカズラ科ウツボカズラ属の常緑多年草で、学名は Nepenthes merrilliana。英名はありません。 
 
大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2004年10月13日撮影。 

Shu Suehiro
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