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熱帯アジアが原産です。蔓性で他の植物に絡みついて伸び、葉は掌状に分裂します。夏に黄色い花を咲かせ、緑色の果実をつけます。原種の果実は「からすうり」くらいの大きさです。ビタミンCを豊富に含み、その苦味とあわせて夏バテ防止にも役立ちます。沖縄では、もっぱら豆腐と炒めてチャンプルーにして食べますが、豚キムチに加えてもなかなかです。果実は完熟すると、表面が黄色くなり、裂開して赤いゼリー状の仮種皮に包まれた種子がでてきます。このゼリーには「あけび」のような甘さがあります。標準和名は「つるれいし(蔓茘枝)」ですが、別名の「にがうり」や沖縄の「ごーや(苦い)」のほうが一般的です。
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ウリ科ツルレイシ属の蔓性一年草で、学名は Momordica charantia。英名は Bitter cucumber。
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The bitter cucumber (Momordica charantia) belongs to Cucurbitaceae (the Gourd family). It is an annual vine that is native to tropical Asia. This herb climbs up adjacent plants and the leaves are devided into lobes palmately. The yellow flowers bloom and it produces green fruits in summer. The fruit of original species sizes around the snake gourd. The young fruits are used for a vegetable that is bitter and contains a higher proportion of vitamin C. When the fruits mature, they split open and come out seeds covered with red jelly-like arils that are sweet and edible.
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[上] 千葉県香取市大角にて、2011年07月19日撮影。 [中12] 同上にて、2011年07月20日撮影。 [中13・下] 同上にて、2011年07月27日撮影。 [中1・中3] 茨城県神栖市土合西にて、2008年08月02日撮影。 [中2] 同上にて、2008年07月14日撮影。 [中4・中5] 同上にて、2008年08月06日撮影。 [中6] 同上にて、2008年05月17日撮影。 [中7・中10] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2005年09月03日撮影。 [中8] 同上にて、2004年07月08日撮影。 [中9] 大阪府枚方市招提元町にて、2007年09月05日撮影。 [中11] 茨城県神栖市太田新町にて、2009年08月16日撮影。
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