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わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。山野にふつうに生え、高さは50〜100センチになります。根生葉は羽状に中裂して花期にも残り、茎葉は互生して茎を抱きます。5月から8月ごろ、枝先に紅紫色の頭花を咲かせます。春に咲くのは、この「のあざみ」だけです。また総苞が粘るのも特徴で、よく似た「のはらあざみ」は総苞が粘りません。ちなみに、「あざみ」の花の色を紅紫(こうし)というそうです。
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キク科アザミ属の多年草で、学名は Cirsium japonicum。英名はありません。
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"No-azami" (Cirsium japonicum) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is distributed from Honshu to Shikoku, Kyushu in Japan, as well as the Korean Peninsula and China. This herb grows in mountains and fields, and can reach 50-100 cm in height. The basal leaves are divided into lobes pinnately and remain until flowering season. The cauline leaves are alternate and enfold stems. The magenta flowerheads are borne on the branch ends from May to August. It is only species that blooms in spring. It is defined by mucusy involucres.
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[上・中7] 岐阜県八百津町福地にて、2007年06月07日撮影。 [中1] 長野県白馬村落倉にて、2005年07月11日撮影。 [中2・中3] 長野県佐久穂町大日向「十国峠」にて、2005年07月10日撮影。 [中4・中8] 茨城県神栖市高浜にて、2008年05月07日撮影。 [中5・中6] 山形県南陽市小滝にて、2008年07月12日撮影。 [中9・中10] 長野県山ノ内町「信大自然教育園」にて、2010年07月25日撮影。 [中11] 千葉県香取市仁良にて、2012年04月24日撮影。 [中12・中13] 千葉県旭市「万歳自然公園」にて、2012年04月29日撮影。 [中14] 福島県磐梯町更科にて、2012年06月22日撮影。 [中15・中16] 福島県檜枝岐村「尾瀬沼」にて、2013年08月25日撮影。 [中17・中18] 福島県いわき市遠野町「往生山」にて、2014年04月05日撮影。 [中19] 山形県小国町小玉川にて、2015年06月27日撮影。(photo by Aya Seko) [中29・中30] 同上にて、2018年07月06日撮影。 [中31・下] 同上にて、2020年05月22日撮影。 [中20・中21] 長野県長和町「美ヶ原高原」にて、2015年08月01日撮影。 [中22・中23] 山形県川西市玉庭にて、2016年08月15日撮影。 [中24〜中28] 山形県白鷹町中山にて、2018年06月08日撮影。
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