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ヨーロッパが原産です。わが国へは古い時代に渡来し、いまでは各地に帰化しています。荒れ地や道ばたなどに生え、高さは50〜100センチになります。茎は中空で多くの稜があります。葉はやわらかくて棘はなく、羽状に切れ込んで縁には不揃いの鋸歯があります。触っても痛くありません。5月から8月ごろ、黄色い頭花を咲かせます。名前は、葉が「けし(芥子)」に似ていることから。「はるののげし(春の野芥子)」という別名もあります。
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キク科ノゲシ属の二年草で、学名は Sonchus oleraceus。英名は Sow thistle。
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The sow thistle (Sonchus oleraceus) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a biennual herb that is native to Europe. This herb was introduced into Japan in the ancient days and naturalized in so many places now. It grows in roadsides or waste places and can reach 50-100 cm in height. The stem is midair with many ridges. The leaves are soft and divided into pinnately with irregular toothed edges. They have not spines. The yellow flower heads come in May to August.
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[上] 茨城県神栖市高浜にて、2008年05月07日撮影。 [中1] 茨城県神栖市荻原にて、2008年05月02日撮影。 [中2] 京都府精華町「花空間けいはんな」にて、2003年12月01日撮影。 [中3・中4] 大阪市鶴見区「鶴見緑地公園」にて、2006年04月25日撮影。 [中5] 大阪府四条畷市清滝中町にて、2004年03月14日撮影。 [中6・中7] アメリカ・テキサス州ダラス市にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中8・中9] アメリカ・テキサス州マッキニー市「ハードミュージアム」にて、2007年04月06日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中10] オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、2006年01月06日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中11] スペイン・バレンシア県プソルにて、2011年04月05日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中12・中13] 千葉県香取市下飯田にて、2008年05月07日撮影。 [中14〜中16] 青森県弘前市葛原にて、2018年07月15日撮影。 [下] アメリカ・テキサス州「シーダーリッジ自然保護区」にて、2013年05月18日撮影。(photo by Jon Suehiro)
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