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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。水田や畑の周辺に生え、高さは5〜20センチになります。よく分枝して地面に広がり、葉は長楕円形で対生します。葉や茎には毛がありません。4月から10月ごろ、小さな白い花を咲かせます。5個の花弁が深く切れ込んで10個のように見えます。また「はこべ」の仲間とは異なり、花弁が萼片より長いのが特徴です。名前は、小さな葉を「ノミ(蚤)」の衾(ふすま・夜具)に喩えたもの。
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ナデシコ科ハコベ属の越年草で、学名は Stellaria alsine var. undulata。英名はありません。
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"Nomi-no-fusuma" (Stellaria alsine var. undulata) belongs to Caryophyllaceae (the Carnation family). It is a biennial herb that is distributed to Japan, as well as the Korean Penisula and Chine. This herb grows in rice-fields or arable lands and can reach 5-20 cm in height. The stem is much branched and speads on the ground. The leaves are oblong and opposite. The stem and leaves are glabrous. The small white flowers appear from April to October. The petals are divided into 2 lobes deeply. The flowers are also defined by long petals than the calxy lobes.
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[上・中1] 千葉県香取市下飯田にて、2008年04月16日撮影。 [中2・中3] 京都府京田辺市打田北谷にて、2006年04月18日撮影。 中4] 大阪府四條畷市下田原にて、2003年11月13日撮影。 [中5] 茨城県神栖市矢田部にて、2008年04月03日撮影。 [中6] 千葉県香取市大角にて、2013年01月23日撮影。 [中7・下] 新潟県新発田市熊出にて、2017年05月07日撮影。
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