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アフリカの北部が原産だと考えられています。古くから地中海沿岸地方で栽培され、わが国へも平安時代にはすでに渡来していました。「いんげんまめ」に似ていますが蔓性で、茎の長さは2〜3メートルになります。夏に葉腋から花梗をだし、黄白色または藤色の花を咲かせます。莢果は長く、30〜90センチになります。若い莢や完熟した豆が食用にされます。別名で「さんじゃくささげ(三尺大角豆)」とも呼ばれます。 中4・中5の品種は「黒姫三尺」、中6〜中8は「けごんの滝」、そして中9〜10・下は「黒種三尺」。
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マメ科ササゲ属の一年草で、学名は Vigna unguiculata var. sesquipedalis。英名は Yardlong bean。
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The Yardlong bean (Vigna unguiculata var. sesquipedalis) belongs to Fabaceae (Pea family). It is an annual herb that is probably native to northern Africa. It had been cultivated in the coastal areas of the Mediterranean Sea, and was introduced into Japan in the Heian Period (about 1200 years ago). This herb is a trailing vine and can reach 2-3 m long. The peduncles are borne on the axiles and bloom yellowish-white or lavender flowers in summer. The fruits> are pods and increase 30-90 cm in length. The young pods and ripe beans are used for food.
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[上] 東京都小平市「都薬用植物園」にて、2009年08月09日撮影。 [中1〜中3] 大阪府四條畷市清滝中町にて、 2005年09月03日撮影。 [中4・中5] 千葉県香取市大角にて、2011年07月24日撮影。 [中6〜中10・下] 同上にて、2015年08月11日撮影。
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