|
|
|
ヨーロッパに広く分布しています。草原や道端、河岸などに生え、高さは1メートルほどになります。わが国へは明治時代の初めに渡来しました。今では一部で野生化しています。7月から9月ごろ、白色または淡紅色の花を咲かせます。葉や茎、根には石けんの成分であるサポニンが含まれるため、30分以上煮だすと石鹸液ができます。ただし根は有毒なので注意が必要です。和名の「さぼん」はシャボンが訛ったもの。
|
|
ナデシコ科サボンソウ属の多年草で、学名は Saponaria officinalis。英名は Soapwort。
|
|
The Soapwort (Saponaria officinalis) belongs to Caryophyllaceae (the Carnation family). It is a perennial herb that is native to Europe. This herb grows in grasslands, on roadsides or streambanks and can reach about 1 m in height. It was introduced into Japan in the early days of Meiji Era (about 130 years ago). Nowadays it is naturalized locally. The white to pale pink flowers come in July to September. This herb contains saponin and used as substitute for soap.
|
|
[上] ベルギー・エノー州モンス市郊外にて、撮影日不明。(photo by Benoît Durieux) [中1・中2] 長野県佐久穂町穂積にて、2005年07月09日撮影。 [中3] 長野県大町市「ラ・カスタ」にて、2007年07月10日撮影。 [中4・中5] 茨城県神栖市矢田部にて、2008年06月25日撮影。 [中5] 群馬県中之条町「薬王園」にて、2008年03月30日撮影。 [中6〜中8] アメリカ・コネチカット州ブリッジポートにて、2010年06月29日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中9・下] アメリカ・ニューメキシコ州サンタフェ市にて、2010年07月11日撮影。(photo by Jon Suehiro)
|