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わが国の南西諸島から台湾、東南アジア、インドそれにポリネシアに広く分布しています。海岸の近くに生え、高さは20メートルほどになります。葉は長さ40センチほどあり、縁に小さな鋸歯があります。6月から7月ごろ、長い総状花序を下垂させて、夜に淡い黄白色の4弁花を咲かせます。長くて白い房状の雄しべが目立ちますが、朝には落花してしまいます。果実の種子には魚毒が含まれ、漁に使用されるそうです。
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サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木で、学名は Barringtonia racemosa。英名は Common putat。
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The Common putat (Barringtonia racemosa) belongs to Lecythidaceae (the Brazil nut family). It is a tall evergreen tree that is distributed southward from the Ryukyu islands in Japan to Taiwan, Southeast Asia, India and Polynesia. This tree grow along the coasts and can reach about 20 m in height. The leaves are about 40 cm long with fine toothed edges. The long racemes droop down and the pale yellowish-white, four-petaled flowers bloom at night from June to July. The flowers have conspicuous, long, white tufted stames though they fall in the morning. The seeds contain fish poison and used for fishing.
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[上・中1] 関緑著「太陽の花たち」より。(photo by Midori Seki) [中2〜中4] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2006年11月08日撮影。 [中5] 同上にて、2005年02月04日撮影。 [中6] 群馬県前橋市「ぐんまフラワーパーク」にて、2008年09月21日撮影。 [中7] 同上にて、2011年12月10日撮影。 [中8〜中10] 茨城県那珂市「茨城県植物園」にて、2013年09月29日撮影。 [中11〜中15] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2017年09月15日撮影。 [中16〜中19] 福岡市中央区「福岡市植物園」にて、2017年10月05日撮影。 [中20・下] 新潟市秋葉区「新潟県立植物園」にて、2018年01月21日撮影。
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