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わが国の本州、中部地方以北から北海道、それにサハリンに分布しています。山地から亜高山帯の林内に生え、高さは50〜60センチになります。茎の上部に2個、深い切れ込みのある大きな葉をつけます。5月から7月ごろ、茎頂に白色の6弁花を咲かせます。果実は紫色に熟し、食べることができます。和名は、山に生える「はすの葉(荷葉)」ということから。
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メギ科サンカヨウ属の多年草で、学名は Diphylleia grayi。英名はありません。
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"Sankayou" (Diphylleia grayi) belongs to Berberidaceae (the Berberry family). It is a perennial herb that is distrubted northward from Chubu district of Honshu to Hokkaido in Japan, and as well as the Sakhlin. This herb grows in mountain to sub-alpine forests and can reach 50-60 cm in height. It sends out the large, deep notched, two leaves at the upper stem. The white, six-petaled flowers bloom at the tip of stem from May to July. The fruits ripen purple and are good to eat. The Japanese name is derived from "Hasu-no-ha" (lotus leaf) that grows in the mountains.
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[上・中3] 長野県小谷村千国乙「栂池自然園」にて、2005年07月14日撮影。 [中1・中2] 同上にて、2006年08月02日撮影。 [中14・中15] 同上にて、2014年06月28日撮影。 [中4] 長野県木島平村「南ドブ湿原」にて、2003年07月19日撮影。 [中5・中6] 長野県山ノ内町「東館山高山植物園」にて、2010年07月25日撮影。 [中7〜中9] 群馬県片品村戸倉「尾瀬ヶ原」にて、2012年06月10日撮影。 [中10] 福島市土湯温泉町「浄土平」にて、2013年07月20日撮影。 [中11・中12] 同上にて、2014年05月31日撮影。 [中13] 福島市土湯温泉町「家形山」にて、2014年06月01日撮影。 [中14・中15] 福島県檜枝岐村「燧ヶ岳」にて、2014年09月20日撮影。 [中16〜中20] 山形県小国町「温身平」にて、2017年06月03日撮影。 [中21〜中23] 宮城県川崎町「笹谷峠」にて、2018年05月16日撮影。 [中24〜中26] 山形県小国町「樽口峠」にて、2019年05月22日撮影。 [中27・中28] 秋田県仙北市「秋田駒ヶ岳」にて、2019年07月09日撮影。 [中29〜中33] 岩手県雫石町「犬倉山」にて、2019年07月11日撮影。 [中34・中35] 山形県小国町「飯豊山」にて、2019年07月26日撮影。 [中36] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月11日撮影。 [中37・下] 岩手県八幡平市「源太ヶ岳」にて、2021年07月24日撮影。
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